圧力調整器、ガス切断器、部品供給停止について
久しぶりの更新となりました。
若干のネタ切れと、盆前のバタバタと有り更新から遠ざかっておりました。
今回は、ガス機器類の部品供給についてです。
圧力調整器、ガス溶断器を修理する際に部品交換が発生する事があります。
ダイヤフラムと呼ばれるゴムなどなど、さまざまな部品があります。
この部品ですが、今まではメーカーも各ユーザーに対して部品供給を行っていたのですが、
今年の8月よりユーザー事業所への部品供給を停止しました。
停止理由としては、「ユーザーが誤った知識で部品修理を行い、火事や事故につながる事例が見受けられる。」との事です。
今後はメーカーが安全と判断したユーザー事業所のみ部品を供給するそうですが、個人的な見解ですが基本的には部品は出さないという事になると思います。
弊社にも修理依頼品が持ち込まれますが、中にはあべこべな物もあります…。
例えば、本来シールテープが巻かれているはずのない箇所に巻かれていたり
低圧計が高圧側に取り付けられており、針が振り切ってしまっているもの等々…。
通常の状態から、間違った方法で手を加えた形跡のある物をよく見かけます。
最近ではネットで圧力調整器や切断器の中古品が出品されているのを見かけますが、写真だけでは動作が正常かどうかは
判断することは不可能です。未使用品であっても内部ゴム等の劣化により正常に使用できるかは不明です。
ガス漏れ、圧力調整の不調のままガス器具を使用することは大変危険ですので、お近くの修理業者に依頼する事をお勧めいたします。
※お近くの修理業者がいないから、自分で仕方がなくやっているんだというご意見がありましたら、それはごもってもです(笑)
ですが、自己修理は推奨はできません。
要送料ですが、郵送での修理もお受けしております。
今後ともよろしくお願いいたします