ガス切断器 火口つけ方 

今年度もよろしくお願い致します。

今回はガス切断器の火口の取り付け方です。

火口がしっかりと取りついていないと事故の原因となります。

↑ 弊社の作業場です。万力で切断器の頭を挟んでいます。

↑ 火口を取り付ける部分を器頭といいます。 火口を手で回らなくなるまで時計回りにねじ込みます。

 

↑これ以上回らないところまで火口を取り付けたら、スパナを使います。

スパナで挟む場所は、真ん中のナット部分を挟んでください。

手ごたえがあるまでしめてください。※力いっぱいしめてはいけません。

↑最後に、一番大きなサイズのナット部分をしめていきます。

こちらも、しめすぎは注意です。

以上で、火口の取り付けは終了です。

 

↑ 普段はする必要はないですが、せっかくなので実験です。

火口と器頭が接する部分にオレンジの色を付け、先ほどの要領で火口を取り付けてみました。

さてさて・・・。

写真が見えにくいですが、オレンジの部分が輪を描くように色が取れています!

器頭に対してしっかりとオレンジの部分が当たっているため、色が輪の形で取れています。

これであれば、しっかりと良い火が出ます!

ですが、火口と器頭の当たりが悪い場合イビツな形の色の取れ方になります。

その場合は、火がまともに出ません。「パン!パン!パン!」って音がして、まったく使い物になりません。

切断器を踏んだり、切断部分がうまく切り離せないからといって器頭の部分で叩いたりすると変形します。

器頭が変形すると、新品の火口に交換してもしっかりと火口の当たりが出ません。

火口を交換しても良い火が出ない場合には、切断器の故障を疑ってください。

 

弊社でも、切断器の販売、修理を行っております。

ご用命の際はご連絡ください。 今後ともよろしくお願い致します!

 

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