圧力調整器、レギュレーター、アポロコック、取付方法 ネジ回転方向

今回は圧力調整器やその周辺器具の継手(アポロコック等)についてです。

使用するガスによって取り付けるネジの向きが異なります。

 

↑ こちらは、関東式酸素調整器です。ボンベの接続口は右回しで取付をします。

 

↑ こちらは、水素の調整器です。酸素とは逆向きの左回しでボンベと調整器を取り付けます。

↑ こちらは、ガス切断器のアポロコックです。茶色がアセチレン、黒が酸素側に取り付ける物です。

アセチレン用は左回りで取付け、酸素用は右回りで取り付けます。

↑ 左がアセチレンの調整器に取り付けるアポロコック。右が酸素の調整器に取り付けるアポロコックです。

アセチレン用は左回り、酸素は右回りです。

 

ざっくりとこんな感じですが、写真をよく見るとお気づきの方もいると思いますが

水素、アセチレンのものは袋ナットの部分にミゾがあります。

このミゾを目印にすれば、左回りか右回りか判断が付くと思います。

また、可燃性ガスは左ネジと覚えるのも一つの手です。

例外としてヘリウムは可燃性ガスではありませんが、調整器が左ネジです。

私の見た限りでは、ヘリウムの調整器は、袋ナットの部分の切り込みが2本線になっています。

 

水素の調整器が左ネジと知らずに、ボンベに右回しで無理やり取付けようとしてバルブを破損させてしまう事が

4~5月くらいによく起こります。新入社員さんがボンベ交換をする時期なんですよね…。

 

逆にネジを回してしまい、切断器、調整器側のネジ山を破損させてしまうと、ガス漏れが止まらなくなりますし

可燃性ガスの場合、火事になる恐れもありますので、漏れたまま使用するのはNGです。

お近くのガス会社さんに相談するのが一番安心だと思います。

 

ガス、ガス器具のご用命がございましたらお問い合わせください。

今後とも宜しくお願い致します!!

 

 

 

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