アーク(手棒)、TIG溶接講習会 初心者にもおススメです

今回は溶接講習のご案内です。 「どこかで溶接の講習やってないの?」と弊社のお客様から多くのお問い合わせを頂きます。

溶接材料メーカーが主催の講習など様々な講習がありますが、弊社エリアでオススメの講習に実際に私が参加して来ましたので紹介したいと思います。

大分県中津市の大分県立工科短期大学での講習です。

今回の講習の内容、雰囲気をお伝え出来ればと思います。

講習内容は手棒を用いたアーク溶接とTIG溶接です。 初日は手棒溶接を行いました。

参加人数は7人、私を含めまったくの未経験者は2人でしたが、初心者にもしっかり基礎から教えてもらえるので、置いてけぼりになる事はありませんでした。

経験者は実際にビードを出してみて、技量の判定をしてもらいます。

ちなみに講師の先生は、溶接マイスターに認定されている方で、素人の私が見てもビードの美しさはハンパなかったです(笑)

その後は、2人or3人一組で1台の溶接機を使い、150mmビード引き練習を行い、先生からアドバイスをもらいながら、ひたすら練習できます。

最後は4φ棒で2本ビードを引き、そのビードの間に3.2φ棒で引き、その上に4φ棒で肉盛りする練習を行いました。

↑指をさしているビードが私です。まったくの未経験でしたが、開始後1時間でこれくらいになりました。

その後はもっと出来るようになったのですが、写真を撮り忘れました・・・。

良かった点

①初心者でも置いてけぼりにならない

②9時から16時までみっちり溶接の練習が出来る(トイレ、昼ごはん休憩有り)

③講師の方の技量知識が豊富なので、手棒に限らず溶接の質問はなんでも答えてくれる

④他の講習費用は分かりませんが、参加費が安いと思う みっちり2日で3600円 溶接し放題

⑤溶接機械は、ダイヘンorパナソニックの一流品 溶接ヒューム(煙)も除去する機械も備わっているので環境が良い

⑥作業着、安全靴、帽子以外は学校側が全て用意してくれる

溶接に興味はあるけど、いきなり高額な機械を買うのは不安な方。溶接の技術、知識向上のために自分の溶接を講師に見てもらいたい方。など幅広い層に対応している講習だと思います。

開催日程は、毎月ではないので工科短期大学のホームページをチェックしてみてください。

次回2日目の講習に参加したら、またブログにアップしたいと思います。

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