圧力調整器漏れ 酸素、窒素ボンベ 関西式バルブ
しばらくブログから遠ざかっておりました。 今年度もよろしくお願い致します。
弊社にて圧力調整器の修理を行っているからこそ可能な、接続部の漏れについて紹介しますので参考になれば幸いです。
↑こちらが関西式の酸素圧力調整器です。ボンベへの取り付け部分が関東式とは異なります。
↑こちらが関西ではおなじみの酸素ボンベのバルブです。 ネジ山が内側にあります。
↑圧力調整器を取り付けたところです。
弊社でおなじみの、きたない手書き絵です。
どうやってパッキンも無いのに接続しているかといいますと、赤でラインを引いている部分通しがピッタリ当たる事で接続されています。
圧力調整器の赤ラインの部分にキズがあったり、ゴミが付着しているとバルブとの接続面に隙間ができて漏れます。
ボンベのバルブと接地する部分に赤いペーストを付けて、圧力調整器とボンベを取り付けてみました。
赤ペーストが丸く輪のようにとれているのが分かります。この部分がバルブと接地しているという事です。
修理の際に赤ペーストをつけてキズのチェックをしますが、キズがあるとバルブにしっかりと当たらない為、綺麗な丸の形で色が取れません。
関西式の場合は、とにかくこの当たり面が大切です。
関東式の場合はパッキンを交換すればある程度漏れは止まりますが、関西式はそうはいきません。
蝶ネジの部分にシールテープを巻いている圧力調整器を見かけますが、適切な漏れ対策ではありません。
接地面のキズ修理には、工具、機械が必要ですし、均一に接地面を削るには経験が必要です。
漏れは事故の危険性がありますし、ガス代がもったいないです。漏れた状態で1日放置すると中身が空になる事もありますので修理または、新品交換をお願いします。
弊社にて圧力調整器の修理を行っております!! 郵送での修理も全国から送られてきておりますので、エリア問わずお気軽にご相談ください。
よろしくお願い致します。