酸素 アセチレン ガスホースへのアポロコック取り付け方法

酸素アセチレンもしくは、酸素プロパンのツインホースへ、ワンタッチのコック(チヨコック、アポロコック等)を付ける方法とメリット、デメリットを紹介致します。

左から、①ホースバンド・②アポロバンド・③カシメキャップです。

ホースバンドはおなじみですが、残りはぱっと見では馴染みがないかもしれません。

①ホースバンドのメリットとしては締め付けが簡単な事です。マイナスドライバーかモンキーレンチがあれば、締め付けが可能ですので、工事現場等でホースが破れたりした場合は、その箇所を切りホースバンドを締め直せばOKです。

デメリットとしては、バンドを締め付けるネジの部分が出っ張っているため、切断器側とホース側のアポロコックをカチッと取り付けるときに邪魔になります。気にならなければ良いのですが、まあまあ邪魔になります。

②アポロバンドですが、金属リングに耳の部分があり、そこをペンチで挟めばホースを締め付ける事ができます。

メリットとしては、ホースバンドと比べて出っ張りが無いので、切断器へワンタッチで接続するときに邪魔にならずストレスが少ないです。締め付けるときの道具もペンチのような比較的簡易なもので出来るところも良いですね。

デメリットは、一度締め付けてしまうと再利用ができません。在庫で置いているガス会社も少ないと思います。

最後はカシメキャップです。カシメる前のキャップを見てもイメージが浮かびませんが、ホースとコックが最初からセットされているホースはほぼこのカシメキャップが使用されております。

メリットは出っ張りが全くないので、ホースバンドのようなストレスが無いです。

デメリットは、②のアポロバンドよりもしっかりカシメられている為、ホースからの漏れがあった場合に今付けているアポロコックを再利用する事が困難という事です。カシメキャップを外すのは難しいので、グラインダーなどでカシメ部分を切るしかありません。深く切りすぎるとアポロコックまで傷をつけてしまいます。また、自分でカシメるには専用の機械が必要で10万円以上します。

適切な方法で締め付けられていれば、どの方法でもOKです。ですがホースバンド以外の方法で締められているホースを使用する場合、ホースの補修がききませんので、予備でホースバンドを持っておくことをオススメします。

弊社にもホースバンドの在庫はありますので、中津市、行橋市、豊前市など現場作業でお困りの方はお越しください。

今後ともよろしくお願い致します。

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