アポロコック、チヨコック、カプラの互換性 酸素アセチレンホース接続の色々 その①

↑ 手前がチヨコック 奥がアポロコック
今回はガスホースの接続についてです。 色々なガス溶材商のHPで擦り倒されたネタではありますが、数回に分けて弊社なりに深いネタまで紹介したいと思います。今回はワンタッチ接続のさわりの部分の紹介です。
主に酸素とアセチレンorプロパンにてガス切断を行う際には、ガス調整器から切断器までをホースで接続する事になります。
現在では、ワンタッチ式の接続(アポロコック、チヨコック、カプラ)を使用して接続をする事が多いと思います。
簡単に取り外しが出来る為、工事現場などボンベを移動させたり、ガス切断を終えるたびにガス器具を片付けなければならない作業場では重宝します。
このワンタッチ接続は、主に切断器や調整器を製造している器具メーカーが出していますが、各メーカーにより名前が異なります。 「名前違うけど、どれでも接続できるんでしょ?」と思われがちですが、全てがそうとは限らないので注意が必要です。
まずは、小池酸素工業の「アポロコック」私見ですが一番メジャーなコックだと思います。「アポロ」と呼ばれたりします。
次に千代田精機の「チヨコック」、ヤマト産業の「OKコック」、日酸TANAKAの「Nコック」、日東工器の「ミニコック」です。
これらは接続に互換性があります。 最近では溶材ネット通販などで「互換性がある」と表現していますが、メーカーも他社製品と互換性があるとは、声を大きくしては言えないところがあったと感じます。※理由は後程。

↑カプラ
次に、日東工器の「カプラ」です。人によってはワンタッチ接続の事を全て「カプラ」と呼ぶ事があるため注意が必要です。
なぜかと言いますと、カプラと上記の「○○コック」とは互換性が無いからです!
カンの良い方であれば気づいたと思いますが、メーカーが異なっても名前に「コック」とついていれば互換性があります。
しかし、カプラは違います。接続できません。
あとは、千代田精機からも「Qジョイント」と呼ばれるワンタッチ接続がありますが、千代田精機だからといって「○○コック」には合わないです。Qジョイントはカプラと互換性があります。あくまで互換性があるのは「コック」同士です。
最後に、「○○コック通しは互換性がある」と記述しましたが、別メーカーのコック通しを接続する事はあまりオススメしません。初期不良等はほとんど無いとは思いますが、コックに不具合での漏れがあった場合に他のメーカー通しを接続していると、どちらのメーカーの物が悪いのか判断つかないからです。
なるべく、器具等はメーカーを統一する事をオススメ致します。
今回はコックの互換性についてです。 次回は各メーカーコックの特徴を紹介致します。
今後とも宜しくお願い致します。