ガス切断火口の切断能力 切断板厚
今回は火口の切断能力です。
よく見る切断器は中型切断器とA型切断器ではないでしょうか
中型とA型を比べるとA型のほうが切断器自体のサイズも大きく、その分切断能力も高いです。
どれくらいの厚みの板を切断するかで中型かA型か選定するのですが、最終的には切断器+火口の選定が必要となります。
左がA型火口。右が中型火口です。大きさが違いますね。
これら火口の中でも番手が1~3まであり、切断能力が異なりますので一覧にまとめます。
A型切断器
No.1 切断板厚3~15mm
No.2 切断板厚15~40mm
No.3 切断板厚40~80mm
中型切断器
No.1 切断板厚3~10mm
No.2 切断板厚10~20mm
No.3 切断板厚20~30mm
メーカーの目安データとなります。
お客様から火口の注文を受けた場合には、
①アセチレン用かプロパン用か
②A型か中型か
③切断する板厚に合わせた番手の選定
この3点で選定可能です。 ちなみに、よく出る番手は2番です。
ご参考にして頂ければ幸いです。
今後ともよろしくお願い致します!!