高圧ガス バルブの種類 酸素 アセチレン LPGなどなど

今回は、高圧ガスのバルブの形についてです。

ガスボンベのバルブも色々とあり、ガスを使用する際にボンベに取り付ける圧力調整器(レギュレーター、メーター)を選定する際のポイントになります。お近くのガス会社さんに聞けば各種ガスボンベに取り付く圧力調整器を選定してもらえると思いますが、お客様自身で圧力調整器を選定する際の参考にして頂ければと思います。

↑ こちらは関西式の酸素バルブです。関西式の窒素ボンベも同じ形です。 ネジ山がくぼんでいます。酸素関西式 W23-14山(右)といえば通じると思います。 また、ガス会社さんに酸素バラ瓶のバルブと言えば、一発でわかると思います。

 

↑ こちらは、炭酸のバルブです。アルゴン、関東式の酸素、窒素、アルゴン炭酸などなどに使われる一番メジャーな形です。関東式では酸素も窒素もこのバルブです。W22-14山(右)です。

このバルブと見た目は同じで、W22-14山なのですが、可燃性ガスである水素のボンベには、このバルブの左ネジタイプが取り付いています。

 

こちらはアセチレンのバルブです。ネジ山というものがありません。ガスの出る穴が真ん中にあり、その周りにゴムのパッキンがあります。そのパッキンに圧力調整器がわの面を合わせ、バルブとは反対側にある棒ネジで押さえつけるだけです。アセ圧力調整器の取付部分を「ガット」とよく呼んでます。

こちらは、プロパンのバルブです。関西式の酸素と同じように見えますが、違います。「左ネジ」です。圧力調整器を取り付ける際に、ねじ込む向きが違います。可燃性ガスは左ネジです。W22.5-14山(左)。

こちらは、ヨークバルブと呼ばれる形です。医療用の酸素や亜酸化窒素のバルブによく使われます。

こちらもアセチレンと同様に、ネジ山がありませんので、面当たりで圧力調整器を取り付けます。

 

画像がありませんが、ヘリウムは可燃性ガスではありませんが、「左ネジ」です。サイズもW21-14と微妙に違います。

 

まだまだバルブの形はありますが、メジャーな形はこんなところでしょうか。

 

ブログ冒頭にも書きましたが、分からないことがあればガス屋さんから購入するのが間違いないと思います。ネットで購入して形が合わなかった等の話もよく聞きます…。

 

ガスのご用命がございましたら、宜しくお願い致します!

 

 

 

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高圧ガス バルブの種類 酸素 アセチレン LPGなどなど” に対して2件のコメントがあります。

  1. 都会® より:

    わかりやすい解説ありがとうございます。
    今後もためになる情報宜しくお願いいたします。

    1. user より:

      都会????様 

      ありがとうございます!
      今後もガス溶材に関する記事をUPしていきますので
      アクセスして頂ければ幸いです。

      今後とも宜しくお願い致します。

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