ガスボンベの色について 窒素 酸素などなど
本日は、ガスボンベの色についてです。
写真にもありますが、ガスボンベに黒、ねずみ色、緑などの色が塗られています。
この色ですが、なんでも良いという訳ではありません。ガス種によってボンベの色が決まっています。
酸素・・・黒 炭酸・・・緑 水素・・・赤 アセチレン・・・赤茶色 塩素・・・黄色
アンモニア・・・白 その他(窒素、アルゴンなど)・・・ねずみ色
と、なっておりボンベの1/2を上記の色で塗装しなければなりません。
厄介なのが、その他のガスです。よく見るガス種でいうと窒素とアルゴンですが色が同じです。
また、混合ガスですが混合の種類が色々あります。溶接用のアルゴンと炭酸の混合や
アルゴンをベースに、ヘリウムや酸素と混合。
研究機関で使用される、窒素ベースの炭酸と水素の3種混合ガス、4種混合などなど
混ぜるガスの種類や、パーセンテージが色々とあります。
混合ガスは、主となるガスの色を塗り、混ぜているガスの色(炭酸なら緑)を帯状に塗装してる事が多いです。
ちなみに、ボンベの首の部分に色が塗られていることがありますが、その多くはボンベを所有しているガス会社さんが充填所で自社のボンベの見分けが付きやすいように色を塗ってる場合がほとんどです。(ガスの種類とは関係ありません)
赤と白の紅白を交互に塗っている物や、ピンクなどなど、同一充填所内で他のガス屋さんと色がかぶらないようにしていますね。
ガス使用の際には間違いのないようにお気を付けください。 ボンベの横腹にはガス種が必ず書いてありますので、そちらを確認するのが確実ですね。
ガスのご用命の際は宜しくお願い致します。