炭酸ガスの残量、取り扱い
本日は炭酸ガスの取り扱いのご紹介です。
まだ5月ですので、カンカン照りの日とはなりませんが、 これから夏にかけて暑くなってきますのでガスの取り扱いには注意が必要です。
炭酸ガスのボンベを見ると「液化」炭酸ガスと書かれています。 こちらのシームレスタイプのボンベ(バラ瓶、単瓶)にも炭酸の場合には液体で入っています。 酸素、窒素、アルゴン等は気体の状態で入っています。
液体で入っているため、炭酸の内容量を見ると「30kg」と書かれており、重さで量を表記しています。
その為、厄介なのが炭酸の残量が分かりにくいということです。 ボンベ内で気化している炭酸が無くなると、底に溜まっている液状の炭酸がボンベ内で気化する為 ボンベの中の圧力が一定に保たれてしまいます。
圧力調整器でボンベ内の圧力を示しているのですが、炭酸の残量が2割くらいになると 急に調整器の針が落ち始めるので、溶接をしようとしたけど、炭酸ガスが急に無くなったというのは よくある話ですね。
正確に残量を管理するには体重計などで重さを測るしかないので残量管理が難しいです・・・。
また、これから暑くなり炭酸のボンベが熱くなると液体の炭酸が温められボンベ内で気化していき、最終的にはボンベから炭酸ガスが噴き出してしまいます・・・・。こうなるとガスが出切ってしまうまで止まりません。屋外で使用する際には、シートをかけるなどして対策をしたほうが良いです。
ボンベ専用の日よけカバーシートもありますので、ご用命の際は弊社までご連絡ください。
宜しくお願い致します!
炭酸ガスの説明が、非常にわかりやすく書かれていますね。
たくさんの人の目に留まると良いですね~
コメントありがとうございます!
ボンベの中に炭酸が液状で入っているというのは
お客様も驚かれる事が多いですし、
これから暑くなると炭酸ボンベの扱いに注意が必要な為
夏前に暑さ対策をしていただければと思い記事投稿してみました。
これからも当ホームページにアクセスして頂ければ幸いです
宜しくお願い致します!